40代おじさんの精神疾患奮闘記

40代おとんの精神疾患奮闘記

~うつ病と適応障害と時々おかん~

奮闘記『就職活動編』その7 就労移行支援受給者証の申請について

こんにちは、こんばんは。

rikuto_papaです。

昨日、お役所へ就労移行支援サービス利用の申請に行ってきました。

福祉サービスは初めてなのでドキドキでした。

福祉サービス

就労移行支援とは?

障害者総合支援法に基づく就労支援サービスで18歳以上から65歳までを対象にしたサービスになります。
内容は、就職に必要な知識とスキル向上を行いながら就職のサービスや就職後の定着サービスを行ってくれるところになります。

どんな人がサービスを受けられる?

基本的には、障害者手帳や自立支援を利用している方が対象ですが医師の診断書があれば利用も可能です。

サービスの利用料金は?

前年の世帯収入に応じて変わります。世帯なので本人と配偶者で親の収入は加算されません。
料金は以下の通り

  世帯収入 負担上限月
生活保護 生活保護受世帯 0円
低所得 市町村税非課税世帯 0円
一般1 市町村税課税世帯(所得割16万円未満)
入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム、ケアホーム利用者を除く
9,300円
一般2 上記以外 37,200円

 

サービス内容は?

基本内容

各事業所で特色がかなりありますが基本的には、オフィスマナー、メンタルケア、ビジネススキル(Excel、Wordなど)、模擬就労(軽作業なんかもあります)、就職に向けた履歴書と経歴書の添削や模擬面接などがあります。

就職後のサービス

就職後は定着サービスが6か月義務付けられており、面談等でケアをしていただけます。
また、プラスして3年間の延長支援も可能とのことです。(多分有料?)

就職サービスについて

基本的に障害者手帳をお持ちの方が対象なのでオープン就労が対象になります。
つまり、障害者雇用を目指す形になります。

私の場合は、手帳はまだ取得できないのでクローズ就労(一般就労)になりますね。

オープン就労の場合は、面接に同行していただける場合もあるようです。
もちろん、就職後も企業と利用者の間に入って双方の相談を聞いて頂き定着サービスを
していただけます。

クローズ就労の場合は、本人のみの聞き取りになってしまいますが・・・

利用期間は?

24か月 2年間の利用になります。
※途中で事業所の変更も可能なようですがカウントは止まらないので利用前に自分に合った事業所を探しましょう。

障害者雇用と就労移行支援の関係性について

これは聞いた話なんですが、障害者雇用の場合は企業側が確認したい事としてちゃんと通勤して働けるのか?が重要になるようです。就労移行支援を利用するのは通所実績と受講内容などで、問題なく出勤業務が出来る証明にもなるので利用が勧められているようです。

利用するには?

市区町村の障害福祉課が担当窓口になり利用申請を行うことになります。

私のところは担当地区ごとにケースワーカさんが居てその方が申請を担当されました。

簡単にまとめると流れはこんな感じです

  1. 利用する就労移行支援事務所を決める
    (見学と体験3回がデフォルトのようです。)
  2. 市区町村の窓口へアポイントメントを取る。
    ※お忙しいようで、電話で日程調整が確実でした
  3. 窓口で申請を行う。
  4. 障害区分の認定調査が行われます。
    ※申請時に聞き取り調査が80問程度行われます。
  5. サービス等利用計画案の作成と提出
    ※個人で作成するセルフプランと指定特定相談支援事業所を利用して作成いただく、のどちらかになります。
    個人だととの場でケースワーカさんと作る場合もあるようです。
  6. サービスの支給決定
  7. 事業所と契約
  8. サービス利用開始

となります。

※いろいろサイトを検索すると、

  • まずは仮支給となる
  • 約2か月の体験利用
  • 個別利用計画の作成
    指定特定相談支援事業所などが対応
  • 支給決定

となるとのことですが、そうなんでしょうか…

先に事業所を決定しているとスムーズなのかもしれないです。

おとんの場合は結局どうなったの?

おとんの場合は、6か所の見学と体験×3回を行いまして、どこにするか決めました。
時間も無いので、その中で自分が必要なサービスが提供できそうなところを選びました。
事業所によっては、最低1年は通所してくださいと言う方針の事業所も多いのでそのあたりも選択の判断になりますね。

そして、事業所決定後は、市区町村の窓口へ電話し、申請日のアポを取りまして水曜日に申請に行ってまいりました。

申請

事前に病院の診断書をもらっておきましたがフォーマットが無いようなので、ICDコード付き病名と就労移行支援の利用を推奨頂ける内容のものを用意していきました。

申請も沢山書くのかと思いましが、1枚でした・・・意外と簡単<

サービス等利用計画については、指定特定相談支援事業所を就労移行支援事業所さんから紹介を受けている旨を伝え、後日提出になり、その後、認定調査がその場行われました。
寝返りが出来るか、預貯金管理できるか一人で電車乗れるかなど、簡単な質問に答える形です。

その後、支給決定になりますとのご回答いただきました。

正直、数週間審査に時間がかかると思ってましたが即答でびっくりしました。

と言うことで、なんと7月から週5日で利用開始になります💦
今月はゆっくり心の準備をして頑張ろうと思います。

休息

将来的に、オープン就労に進むかは、流れに身を任せていきたいと思いますが会社の配慮があるのと無いのとでは、雲泥の差なのでオープンもありかと考えております。
給料は一般に比べて下がる傾向にあるようですが・・・

以上、皆様の参考になるとよいと思います。